旅行というほど行動してませんけど、それでも私なりにパリで出会った事についていつものごとく。

  W杯   日本のカケラと遭遇  フォション  地下鉄(バス)の回数券  スーパーのお菓子      
  

W杯

シテ島からPont d Arcoleという橋を渡ると歓声が
聞こえました。
なんだろうと行ってみると、パリ市庁舎の前に
スクリーンが設置されてました。

時は2002年6月30日午後12時40分。

はい、そうです。
あと20分でワールドカップの決勝戦が横浜で開始なのです。

ブラジルVSドイツ。

フランスで両チームの応援を見るとは思いませんでした。
私が見た段階ではブラジルの応援の方が多かったのかな。

他に行きたい所があったので、そこに長く止まれませんでし
たが、夕方道を尋ねた小父さんにブラジルが勝ったと教わりました。


パリで日本のカケラと遭遇。

その1

映画館なのでしょうか、レンヌ通りで見かけたポスター。
今日本ではVDVの宣伝をよく見かけるので
なんかとっても親しみが湧いたのでした。

その2

駅で見掛けた何か。
上からポケモン、キャプテン翼、ハイジです。
土曜日の朝、TVでポケモンの放送をしているのを
見かけました。
あと平日朝のCMタイムにキャプテン翼(番組の宣伝?)。
しかし、上の2つはともかく、ハイジって何年前の作品
ですか。

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その3

謎のポスター
日本のアニメフェステバルらしいんですが。
ハーロックがあるのは解りましたが(右上から4つ目)、
最近のアニメ知らないので謎。

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その4

ラスパイユ通りのレンヌからヴァヴァンの間にあったお店。
ちょっとオシャレなギフトカードとか置いてあったのですが
下駄に書かれた言葉、「おもちゃ」って何?

この下駄日本でも売っているのだろうか……?


フョション Fauchon

店内の写真を撮ってもいいですかと聞いたら、
禁止されてますと言われました。

残念。

マドレーヌ広場のフォションのケーキケースを
外から冷やかした後、食材の館へ。
地下がワイン。1階が食材 2階が紅茶 
階段に大きく日本語でも案内あり。
1−2階のレジは共有なのか? 
1階をざっと見た後2階に行って物色していたら
たまたま日本人の店員さんに面倒を見てもらう事に
なりました。

特に何を買うか決めてなかったのだけど、日本で買うより安いと聞いていたし
私は紅茶党なので、定番と冒険を幾つかとぼんやり考えてました。
あとお土産になれば、と。

定番を籠に入れた後、家には茶葉入れが一つあるので、自宅用のアップルティは
量り売りの袋詰めを作ってもらう。
100g4.42ユーロ。缶は125g9.25なのでかなりお得。
ただすぐ缶に移して下さいと念押しされましたが。

冒険&お土産用の紅茶を迷っていたらフレーバーティを薦められる。
サンプルは透明な小瓶に入っていた。瓶を振ってから匂いを嗅ぐとよいとか。
瓶には白いラベルがついて名前が書いてある。
日本未入荷のものには隅に黒ぽっちのしるしが付いているという。

いくつか香りを嗅ぎ、迷っていたら
「APRES MIDI A PARIS パリの午後」
「DOIR DE FRANCE フランスの夕方」
を教えられる。かなり良い香りなのと名前から土産に最適として選択。
パリは甘い香り、フランスは柑橘系効いた香りでした。

お土産にするには相手の味の好みもあるので大量にあげても悪いから、
25gぐらいの袋を作ってもらおうと思ったら、量り売りは最低単位が
100gからとか。
100さえ超えていたら110gでも構わないんですけどねと言われました。
親しい友達相手なら自分で小袋なり小瓶に移し替えて、お土産として配ると
言う方法もありますよと言われ、「パリ…」と「フランス…」を200gずつ
買い、帰国後小分けにして配るという案を採用することに。

1階でも買い物したいので、2階でいったん伝票を切ってもらう。
その伝表を見て下でまた計算と言うシステム。
1階で買い物がなければそのまま清算となる。ちとややこしい。

レジを打ってもらいながら少し雑談。
セールの期間なのでフォションの袋に入った福袋もどきを売っているとの事。
100の中身が→30ユーロという感じらしい。
(下の階に行った時袋を覗いたら紅茶とビスケットとワインと缶詰……etc
ちょっとほしいと思ったけど、重かった)

色々なアドバイスに礼を言って、日本人の方がいて助かったと言ったら
日本人だと雰囲気が壊れると嫌がられる日本の旅行者の方もいるんですよ、とのこと。

いえいえせっかくの専門店、しっかり説明&アドバイスをしてもらえるほうが
私は嬉しい。英語も仏語もできないですもの。

1階へ降りてビスケット3箱購入。セールで14→7ユーロ。
充分に買い物をし、幸せな気分でお店を出たのでした。

※ティ缶は品種にこだわりがなければ空港で買うという選択もあり(品切れの可能性有)。
こっちで買ったほうが少し安い。フランスの食品の消費税(内税)は約10%。

日本へ帰り友人らへフレーバーティを袋に密封してシリカゲル付で郵送。
お口にあいましたでしょうか?


地下鉄・バスの共通チケット

回数券(カルネ)を買いました。10枚で9.3ユーロ。
一枚だと1.3ユーロです。
使い方。簡単に言うと自動改札を通して通過するのみ。
出る時は切符は要りません。回収箱もありません。
ただ不正乗車の抜打ちチェックがあるので、降りるまで
切符は捨てずに持っていた方がいいそうです。

未使用のチケット 上が表 下が裏 →
自動改札は日本では普段開いていて、何かあると閉まると
いう形になってますが、パリは逆。
普段閉まっていて、チケットを入れると初めて通れるように
なります。

自動改札を通ると切符には刻印が押されます。
駅によって違うようで手元にあるのでは黒インクで日付が
押されたもの、青紫のインクで斜め線とか数字が書かれたもの等。

さてこのチケットたまに改札を通ろうとするとエラーになりました。
私は完全に使用・未使用と分けているし、どう見ても刻印無し。
自分に非が無いと解っていても焦りますし、何度やってもエラーだと
どうしたら良いものやら……

使用済みのチケット  →
 一番上が表に押された物
真ん中は裏に通った日にちが書かれたもの
 下が駅員さんの手書きの「通った」しるし
エラーの時の対処方(?!)

その1
通勤時間帯だったので後から来た定期の人と一緒に改札に
入ってしまった。
……偶発的なことだったんですが。
こうやってくっついてくる不正乗車の人もいるそうです。

その2
たまたま隣の機械に挟まった定期を取っていた駅員さんに言って改札を
通らしてもらった。
言ったセリフはnot use位?……正確には切符を見せてジェスチャーで
解決。
駅員さんは切符に刻印が無い事を確認すると新しい切符と交換して
くれました。

その3
改札の真横に駅員さんがいるタイプの駅だったので、向こうもこちらの
トラブルに気が付いていたみたいで、切符を見せたらすぐに改札の障害を
開けてくれました。

その4
販売窓口に行って駅員さんに使えないの〜と切符を見せました。
駅員さん裏表をしげしげと眺めた後、切符の両面に「rennes」という
ハンコを押し、日付と時間を書き込んで切符を渡してくれ、改札の障害を
開けてくれました(使用済みチケットの一番下の物です)。

……13.4回しか乗ってないのにエラー出まくり。ついてないのかなぁ。
駅員さんの対処法が違ったのは面白かったです。

ついでに。
地下鉄のホームに路線図はあっても時刻表は見なかったです。


地下鉄の改札口


ついでに出口も。
これは回転ドアタイプ。


スーパーのお菓子

地元の人々が食べている日常
のお菓子に興味があります。
日本製のお菓子が外国の言葉
をまとってすまして並んでいる
のを発見するのも楽しいです。

運が良ければ美味しそうなお
菓子が特価品で買えたり
(スーパーのいい所〜)。

さて、今回の買い物は多分
フランスでこの時期しか手に
入らないであろうもの。
別にサッカーファンではないん
ですけどね。
フランスチームの選手なんて
全然知らないですし。

季節限定物に弱いです。